いろはにわか

にわか者の感想文です。整合性より感受性。

サン&ムーンいいとこ100点満点 1枚目

サン&ムーン見てると

 いいね! と思うポイントがいっぱいあるんですけど、あまりに雑多でまとめるのが難しいです。
 ので、思い付いた順から言っていくことにします。
 記憶力がアレなんで最近の話に偏りそうな気がしますが、出来る限り書いていきたい。
 つらつら書いていけば100個くらい挙がりそうだなと思ったので、このタイトルにしました。でも見切り発車なので20個くらいで言い切れるかも。ともあれ出発進行!
 
!!※軽率なネタバレがありえます!!
展開やキャラや手持ちポケモンについてです。
録画を貯めている人・全然見てないけどこれから見る予定の人・最終回を迎えるまでアニポケは見ないという信条の人(そんな人いるのかな…)皆様、お気を付けください。
 
 
 
 

1.「足の力、強ぇ…!」

 くさばねポケモンモクローにバナナあげようとして、腕をがっちり掴まれた時のサトシの台詞。
 モクローはめちゃくちゃかわいい、まるでぬいぐるみみたいなまーるいラインのポケモンだけど、バトルに向いた特徴があることが伺える。
 私はこのシーンかなり好き。軽く感動するくらい。
 ポケモンは基本的に「わざ」を出してたたかう生き物で、そのわざは現実の動植物とは異なる特殊な器官から放たれることも多い。ピカチュウの10万ボルトとかその代表。
 でも一方で純粋な身体能力を語ることもできる。サトシと出会ったモクローのことを詳しく知らない人に、モクローがどういうポケモンかってことを、そういう観点から伝えてくの、すごくいい。
 なんだろう、フクロウのめっちゃ静かな飛び方に注目するみたいな…犬の嗅覚は人のちょちょ億倍みたいな。そんなリアルな着眼点がいい。生態の描写。
 モクローがわざと強く掴んだわけじゃなくて、単にうまそうなバナナ食べたくてサトシの腕にとまっただけってのもいい。固い爪に対して人間の肌はやわらかい。違うんだってところが魅力的に映る。
 爪の強さに気付いてちょっとワクワクしてるサトシも、ポケモンを見るという点ではもういっぱしのトレーナーに思える。
 

2.「アローラ!!

 サトシの元気いっぱいな台詞から始まるOP。前シリーズのXYおよびXY&Zと比べると声のトーンが高いので、始めは慣れなかった。語りが入る歌ってのも今までの中だと「スパート!」くらいで、あの曲は語りなくてもいいよねと個人的に思う。
 でもOPの度にこいつの故郷はマサラタウンやと言うことで、いかな見始めたばかりのちびっ子たちでも、こいつの故郷はマサラタウンやと認識できるはず。後々「マサラタウンにさよならバイバイ」と言われても、マサラてどこやと思わなくて済むはず。そういう効果もあると思った。
 そこ以外も端々に無印のOP・EDへのリスペクトを感じる歌詞。ぜひフルで聞いてみて、あーここねーって感じてみてほしい。
 サトシとピカチュウが仲良く歌ってるという点でも垂涎もの。実は初めてなのかな? 二人は長年一緒にいるけど、ピカチュウが合いの手でなくしっかりメロディ歌うのは初だと思う。人の言葉を喋らないポケモンがそういうことをするのかどうかって点で実現したことはなかったけど、前シリーズでピカチュウがEDをしっかり務めて視聴者の反応もよかったのでイケると判断した…ってことかもしれない。全部単なる想像です。もし既にデュエットしてたらごめんなさい。
 サトシは相変わらず歌うめーけどピカチュウもけっこう上手いよね。ピカピカかわいいから感覚おかしくなってる部分もあるか。でもやっぱ徹頭徹尾ピカピカ歌ってるのはすごい。Cパートだか間奏だかのまったりした歌声よい。好き。眠くなる。てかこれで寝たい。ピカチュウの子守歌聞きたい!!オギャー!!!
 映像はレギュラーキャラやそのほか登場キャラの紹介を兼ねつつ、アローラ地方の雰囲気をたっぷり感じられる。ストーリーの進行に合わせて変わるのも丁寧でいいね。
 これまで3人ないし4人だった人間キャラが一気に6人になり、全員各々ポケモンを持っているという状況なのでキャラの紹介は念入りにやっている。人間+ポケモンで一組ずつ出して、さらにバトル時をイメージした映像で一組ずつ出すという念の入りよう。滑り台滑るのにも各人各ポケの個性が出てる。
 あと全員が順番にわちゃーっと出て来て消えてくようなシーンだと、リーリエにぱっと目がいって、ヒロイン力しゅごい…と時々思うのですが(リーリエのビジュアルめっちゃ好き)、初めて感じたのがこの滑り台のシーン。
 その後のあいやいやって何なのか分からんが、あいやいやよね。何なのか分からんけどソーナノねって所がアローラ地方の特徴ではないでしょうか。
 サビの疾走感は見ててすっごく気持ちいい! ちょっと崩した絵でガシガシ動かすが違和感は極限まで減らしてる。ずっと動いてるわけじゃなくて、緩急はっきりしてメリハリきいてるから見ていて気持ちいいんだろう。ポケモンに向かってくピカチュウがニヤッて歯見せて笑ってるのがいい。
 サンとムーンの切り替わりもスムーズ。去ってくカプ・コケコと代わって月の彼方から現れるルナアーラ、いい登場シーンだ。
 Zワザのシーンは1000万ボルトが超超好き。音ハメ気持ちいい。何やってるのか眼で追えねえ。
 

3.「ポーズ」

 踊るED。OPがよー動くのにEDまでよー動く。そこまず感動。
 幾何学的な背景には神秘性を感じます。ちょっと音ゲーのプレイ画面みたいだ。太鼓の達人ポップンミュージック。確かに音ゲーは修行だからポケモンバトルに通じるところがある(?)
 リズムに合わせて踊ったりZワザのポーズを繰り出していくサトシとピカチュウがかわいい。「ノーマル・かくとう・どく・じめん…」と「ビシバシ ビシバシ ドーン!!」のところが好き。かわいい!!
 途中でZポーズの内容が2番に変わって、他のタイプのポーズやサトシたち以外のポーズも見られるのがいいな。私はゲームの方は未プレイなんでポーズはアニメが初見になります。エスパーのやつが謎めいてて、超ゆんゆん出してそうで好き。
 ポケモン言うなら「ピカチュウカイリュー、ヤドラン、ピジョン」があるし(私はそれでもメノクラゲまでしか言えませんが)あとBWにもそういう歌があった。けど、タイプ言うのはこれしかないはず。これで完璧。
(※3/17追記)
 と、ふざけたことをぬかしてましたが、XYの一番最初のOPの初っぱなから歌ってましたね! 完全に忘れてました。ごめんなさい。
 サビがグッとくる歌だけど、個人的には、Cパートにもっと感動する。歌われてるのはタイプなんだけど、色とりどりで個性色々なポケモンたちが浮かんできて、ポケモン賛歌という雰囲気すら感じる。トレーナーの数だけ、そしてポケモンの数だけの「キミきめ」があるんだ。
 

4.「未来コネクション」

 そしてこのOP!
 アローラ!!かなり好きだったので、変わると聞いてちょっと不安だったけど聞いた瞬間、気に入った。曲調と歌詞と歌声が見事に調和しててb
 今後の展開で鍵を握るUB視点の歌、まずポケモン視点であることがここまで明確なOPって今までない。はず。映像も、サビ直前までほとんどポケモンという徹底ぶり。だからこそサビの転調、明るさ、トーンの上がり方、キャラクター達の生き生きした動きが映える!
 さらにいいなと思うのは「決めてるのは人間だけじゃない」ってことを、はっきり示している点。
 ポケモンだって決めてる、ってことをアニポケは常々表現してるけど、時間としては1分もない間に歌と映像でこうも鮮やかに描かれると、本当にそうなんだと理解ってしまう。しかも人間のアプローチに対してポケモンが応えるという形の決め方ではない、ポケモンポケモンにキミきめ! 決まってら~
 幻・伝説系のポケモンにサトシでなくピカチュウが気に入られるのも、珍しい方だと思う。他だと波動の勇者のミュウがそうだったっけ? 大概行くならサトシの方に行くってイメージがあるので、そこも新鮮。
 一番好きなシーンは、くるっと一回転するサトシのくるぶしと、駆けてくピカチュウのちっちぇー足跡と、最初の空と、車にびっくりしてへたれるベベノムと、逆立ってるピカチュウの毛と、それから全部なんですけど、みんなで空を駆けるシーンが特に気持ちよさそう。サトシめっちゃ遠。あとリーリエの一瞬にやっぱり注目してしまう。チルタリスの配色とふわふわがマッチしてる。
 そんでやわらかなタッチのイラストは見ていて幸せな気持ちになる。この部分ポストカードとか何かしら形にされて発売されないかな~家に飾りたい。しかもこのイラストで、初めて気づいたことがある!
 

5.女子メンバー、手持ちポケモン1体という事実

  エッ……うっそだ~~、だってほら…あの……あれ…?
 って気持ちに本気でなった。この事実を意識した時。なんかもっといっぱいポケモンもってる感じがしてたんですが、60話以上経ってもレギュラー女子メンバーたるマオ、スイレン、リーリエの所持ポケはパートナーポケモンのみです。スイレンにいたっては進化や孵化もさせていないし、従来のアニポケヒロインと比べると、3人束になってようやく数としては追いつくという。
 でもそれが、欠点や描写の足りない点ということには全くなってない。
 まるで姉妹のようなマオとアママイコ(君ら見た目似すぎ!)、スイレンアシマリの強い絆、少しずつ近づいていくリーリエとシロンの距離。視聴者は長いスパンをかけてそれらを見ることになるので、3人がポケモンと縁遠いとは感じない、と思う。
 ていうかポケモンと関係ないことを、彼女らはめったにやらない。ポケモンアニメってそういうものなんだろうけど、何をするにしても自分のポケモンと一緒だし、基本連れ歩きスタイルだし…自分のポケモンと一緒に○○やろうぜ!という話が多いので、手持ち1体という点がかえって有利に働くこともある。複数のポケモンに描写が分散されないから、薄くならずに済む。
 みんなある程度バトルできるってのも大きい。ポケモンとの信頼関係がばっちり築かれていることが分かりやすい。純粋にバトルしてる時に限らず、わざを指示したり作戦を考えたりする時ってのは疑似的なバトル状態とみなせる。トレーナーの力量が試される瞬間。そうなるとバトルそのものの回数は決して多くない3人だけど、へたくそではない。バトルは苦手だと自認するリーリエすら、地面にこなゆき吹っかけてスケートリンクにするぐらいの発想はあるわけで…レベル高い。
 それに、ゲットしてない・自分のじゃないポケモンともみんな交流するから、1体だけにかまってるという印象もない。しかも、いろんな流れでポケモンと出会うから見ていて飽きない。ヤレユータンヨワシやピクシーや、他にもあいつとかあいつとか。
 バトル&ゲット以外の形でポケモンとどう繋がるか、どう心を通わせるのか、そこはアニポケの強みだと思うし、いっぱい期待するところ。
 

6.彼女らのバランス

 実は女子3人の描写量も、最終的にはバランスよくなるように考えられてると思う。
 クラスメイト合わせて6人を、常に30分の中で全員消化するという無謀な試みは、やる前から捨てているみたい。だから放送開始当初はあの子が出すぎとかあっちはどーしたとか不満も出た所があったけど、一区切りついた今となってはみんな目立ってたと思う。マオが元気にサトシを引っ張ってく回があれば、スイレンが芯の強さを魅せることもあるし、前半引っ込んでることの多かったリーリエは後のエピソードでメインを張った。それぞれの特徴や、やること・やれることが明確だからやりやすいのかな。
 ポケモンの育ち方もバランスとってる。アマカジアママイコに進化したり、シロンが卵から育てられたポケモンだったりする一方で、進化していないアシマリZワザを覚えた。その育ち方も”らしい”というかなんというか、納得いったり魅力的だったりする。
 この先どうなるかまでは分からないけど、そんなに不安がない。もしも誰かが手持ちを最終進化まで育て上げたら、誰かは新しいポケモンをゲットするかもしれない。そんな感じで安心しつつゆるーい期待をしてます。
 
 

あとがき 

 100個くらい挙がりそう! と言いましたが 長すぎる…。こんなはずではなかったんだけど。もっと1個につき1~3行くらいでテンポよく投げてくつもりだった。1項目のうち好きポイント10個くらい余裕で含まれてそう。
 だから多分100はいかないでしょうし、今後はもっと短くまとめたい所存です。
 
 つづく。